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1月1日より感想文を書いています。更新は土日が多めで、平日は少ないです。今期はAngel Beats!の感想を書いてます。

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2010.06.26

category: Angel Beats!

AngelBeats! 第13話 「Graduation」 感想

 最終話は文字通りの「卒業式」でした。卒業式というのは、次の段階へのステップですよね。中学から高校、高校から大学、社会へと。つまり、あの世界から消えることはとても肯定的に描かれています。確かに、笑顔であの場を去れるのは理想的なんだと思います。

 Angel Beats!における死生観は「転生」を前提にしたものでした。登場人物は前世で理不尽な死を迎え、死後の世界に迷い込みます。生前の葛藤を乗り越え、「次の人生ではきっと―」という希望と共に消えていきます。あの世界での出来事はロスタイム(救済)みたいなもので、生前を振返り捉え直したり、新しい何かを見つけ無念を解消したり、文字通りの「救済」を経て登場人物は消えていきます。
 個人的にはあの世界で戯れるという選択肢もアリなのですが、それは作者が真っ向から否定しているようです。「プログラマー」によればあの世界は卒業すべきということですが、これは間違いなく作者の考えが色濃く出ていますよね。死生観が転生を前提とした輪廻転生に立脚しているので、死後の世界が永遠の楽園化するのはマズいと。というか、愛云々は置いといて、SSSのような形であの世界に留まるのは基本的に生前の問題の消化を先延ばしすることだから、基本的にはダメということでしょう。また、人は「卒業」を続け常に前進してほしい、というメッセージもあると思います。

 作品を通しての感想ですが、私がAngel Beats!を見て感じた疑問のひとつに「なぜ彼らははあっさり消えるんだ」というものがあります。理不尽を受け入れる云々とは関係なく、「消える=自分が自分であることが終わる」ことをなぜ葛藤なしに受け入れられるんだ、ということです。作中では問題にされてません。
 今やっとわかったのですが、このズレは私が転生とか一切否定してるからなんですよね。だから、「お前ら消えていいのか?」と画面を見ながら問い続けたり、「次の生でいいことあるかも」と消えていくプロットに拒否反応が出て当然なのです。あげくの果てに、あの世界で気が済むまで戯れるのもアリだろう、とか言い出すわけです。これはズレてて当然だ(笑)。なんか自己完結っぽいですが、胸のつかえが取れてスッキリしてきました。まあこれも一種の感想なので、書いておきます。他の人はどうなんだろう。死後の世界の装置としての役割を考えれば、卒業=よいことでFAなのですが、私はそこで足踏みした感があります。

 ただ、第13話では音無が消えることを拒否するんですよね。作中では完全に異質です。しかも奏への愛情という未練が原動力。「1回だけの人生」が作中でもっとも色濃く出ているシーンではないでしょうか。Cパートで救済されますが、音無の「終わりたくない」という思いは個人的に好きです。他人を消える方向に誘導したけど、自分は消えたくないという矛盾も人間っぽくて好きですね。

・・・
 
 もう3ヶ月かと思うと早いですが、Angel Beats!は最終回を迎えました。個人的にズレた感想を抱きつつもギャグは笑えたし、毎週楽しみな好きな作品でした。オリジナルはネタバレがないので、やはりいいですね。ブログ巡回やtwitter監視も楽しかったし、リアルタイム放映ならではの楽しみを得られたと思います。 
 思い返せば、「死後の世界で神に抗う」というキャッチが鮮烈でした。死後の世界って何だ?神って?という感じで。フタを開けてみれば、「理不尽 → 葛藤・苦悩 → 前進」という流れの「葛藤・苦悩」の部分を装置として世界観に落とし込んだのが、本作の死後の世界だったと思います。それを「神に抗う」という深夜アニメ映えするフックにして打ち出したのはやはり秀逸で、考えついた麻枝准さんは特異だと思います。オリジナルでここまでのモノを作ったスタッフさんは、やはりすごい。個人的には、2期よりもゲームで継続してほしいコンテンツだと思いました。Angel Beats!、楽しかったです。
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2010.06.19

category: Angel Beats!

Angel Beats! 第12話 「Knockin' on heaven's door」 感想

「プログラム」の話を聞いても不明な点は残りますね。ただ、死後の世界の役割は「装置」であって、重要なのは「機能と効用」だと思います。「仕組み」は二の次で見ないと、泥沼にはまるというか。

 ゆりの教室での独白ですが、彼女は「生まれ変わる」ことに拒絶反応を見せました。自分という存在においては、理不尽でもなんでも、たったひとつで一度だけのものが人生と。しかし、その人生を「一生受け入れられない」とも言います。だから彼女は戦うとも。
 結局は受け入れる意外にないけど、とても受け入れ難いという状況。これは苦しみそのもので、その苦しみに抗うことが彼女の「だから戦う」なんでしょうね。そして問題は「いつまで」戦うのか。おそらく、彼女は存在する限り「苦しい」わけで、それを「受け入れたくない」という戦いを続けねばなりません。つまり、人が生きるということは苦しみであり、戦いであるとも言い換えられると思います。

 そんな戦い続けるゆりですが、終着駅が見えつつあります。端的に言えば、彼女は過去に引きづられていたわけです。しかし、死後の世界で大勢の仲間と出会い、今回のエピソードでは彼らを家族と同じように大切に感じていたことを自覚します。ゆりは「不覚」と形容しますが、個人的には前進であり良いことだと感じました。
 結局、理不尽なことは人生において不可避です。受け入れられないのもわかります。でも、それはなんとか精神的に乗り越え、飲み込み、前進する必要がありますよね。だから「ゆりが死後の世界に留まっている=過去に囚われた状態」からの前進だと思うので、「みんなのあとを、追いかけたくなってきちゃったよ」という展開はアリだと思えます。加えていえば、弟や妹を救えなかったゆりは今回の件でSSSを救ってますし、卒業する条件は満たしたといえるでしょう。
 
 ゆりのエピソードは一旦の終わりを見せたと思います。しかし、主役級でひとりだけ――もちろん天使なわけですが、救われてない人がいるわけです。彼女の救いはなんでしょうか。次回は必見ですね。個人的には音無との関係が気になります。

・・・

来週はリアルタイムで見ようと思います。あと1回で終わりとは、なんだか寂しいですね。

2010.06.12

category: Angel Beats!

Angel Beats! 第11話 「Change the World」 感想

今回は少し長くなってしまいました。いろいろと考えさせられた11話の感想です。

 非常に攻撃的な「カゲ」ですが、ついに犠牲者が出てしまいました。高松は記憶を失っている印象を受けるし、ゆりの分析によれば「NPC化」したとのこと。ただ、カゲを攻撃した際に天使と同じようなデジタル的なエフェクト(0、1)が見られる点から考えれば、カゲは天使スキルのようなプログラムによる生成物とも考えられます。そして、ゆりも同様の結論に至りますが、だとすれば「プログラムが高松の魂に干渉した」ということも意味します。はたして、プログラムは魂に干渉できるのか。それはアリなのか。
 疑問は残りますが、この世界ではハーモニクスのような芸当が可能な以上、ある意味なんでもアリなんですよね。むしろ、登場した「NPC高松」が本物なのか?という疑問すらあるわけです。大山の「地面に引きずり込まれた」が少し気になります。このままでは高松がかわいそうですから、一週間くらい高松生存説を訴えてもいいかも・・・(弱気)。


 NPC高松ですが、彼が本当にNPCであれば、従順に行動しても消えることはありません。つまり永遠にこの世界に留まり、授業を受け続けることになります。私も第6話の感想で、天使が消えない件を挙げて救済希望と書きました。個人的に意外だったのは、永遠に消えないことがゆりたちにとって悲劇であるという点です。言ったのは日向ですが、全員が同じ考えなのでしょう。
 ゆりに言わせれば、SSSの目標は「天使を倒し、この世界を手に入れる」。前世が受け入れ難い理不尽だったから、天使や神に抗い復讐し、その後は楽しくやろうじゃないか。そういう意味と私は解釈していました。ただ、それは「永遠」は意味しないものでした。日向の言ったように、永遠が悲劇であり、消えることより不幸という位置付けであれば、ゆりたちも「いつか消える・終わるべき」ことは頭の片隅にあったと解釈できます。結局、彼らも死んだことは完全に認めていて、この世界での存在はイレギュラーなんだと暗に思っているのでしょう。第1話冒頭でSSSは「死んでたまるか戦線」だったのに、すぐに「死んだ世界戦線」に名称を戻したのもその証左かもしれません。


 そしてBパートでは、SSSのメンバーにゆりは「選択」を提案します。「この世界に留まる=カゲに食われNPC化するリスクを負う」ことと「それを回避するため自主的に消える」ことの選択です。前回の感想で「選択させるべき」と書きましたが、作中でゆりが同様の考えを示しました。ゆりの発言は音無の行為を批判するものになりますね。音無の「成仏させてやろう」という思考が、作品内で否定されたのは非常に興味深いです。この点に関しては、批判の矛先が麻枝さんから音無に変わりそうです。
 「選択」の件ですが、これは「難しい気がする」ということも書きました。ですが、11話では「この世界にいると非常にマズい状況」を生成することで登場人物を「選択」に追い込みました。しかしこの場合、消えることの選択は「カゲに食われるのはイヤだ、だから何か理由を探して納得するしかない」という危機回避の帰結です。非常に後ろ向きな印象を受けますし、そもそも選択になってないとも言えます。これは一種の「理不尽な状況」としてもよいでしょう。ただ、ゆりが張本人を捕まえてカゲを消すことができれば・・・。神は倒してないけど、SSSを襲う「理不尽」を打破したともいえる気がします。一人で戦いに向かったゆりは突っ走り気味ですが、最初に「神に抗う」をぶち上げた彼女らしい行動だとも思いました。
 あと、前述の「選択」を提案したゆりですが、少々突き放しすぎな印象を受けました。投げたとも見えます。しかし、ゆりが本当に傍若無人だとすれば、第2話でリーダーとしての自分にダメ出しをし、自責の念にかられた描写と矛盾します。やはり前述のように「いつかは消える」となんとなく感じていて、いい機会だからその選択を皆に提示したのかもしれません。天使が神の使いではないことが判明し、SSSを率いてきたゆりの中でいろいろと変化があったのかも。


 最後に天使が消えない理由について。彼女はまだ未練があるから消えないということでしたが、これはどうなんでしょうか。個人的に「従順にすること」は十分条件だと思っていたのです。つまり、未練があろうとなかろうと従順にしたら消える。「従順にするフリ」でも消える点から、そうだと思っていたのですが・・・。

・・・

激動の11話でしたが、カゲは誰が何の目的で作ったか非常に興味がありますね。これは続きを待つほかありません。来週も楽しみです。

2010.06.05

category: Angel Beats!

Angel Beats! 第10話 「Goodbye Days」 感想

天使ちゃんが不器用かわいい件。音無の提案をまんま棒読みするあたりが萌えポイントでしょうか。「おまえ」とか(笑)。麻枝さん、天使ちゃんもしっかりフォローお願いしますね。というわけで、感想いきます。

 今回の話でユイは消えてしまいました。確かに生前の件は悲しいですが、こちらの世界では充実していたのではないでしょうか。彼女には全身不随の無念と記憶があります。だからこそ、生前の「動けなかった生活」と対比することが可能で、五体満足で動ける死後の世界を噛みしめられたのではと想像します。こっちでは、意外に楽しくやっていたのではないかと。まあ、そう思わないとやりきれないというか。
 そして彼女の夢。「結婚」ですが、それは日向によって叶えられました。いい話ですが、惜しむらくは尺の足りなさであって、ユイ・日向の関係が充分に描かれなかったという点でしょう。本来は、もっとカタルシスのあるシーンだと思います。他にも、日向はユイを消すためにああいうことを言ったのではとか、穿つ見方も可能なことは可能です。ただ、そこは日向を信じたいし、ユイが消えたという結果を見れば、ユイは日向を受け入れたという証左でもあります。明示的ではないものの二人は両思いだったと考えられ、ユイは日向の言葉を信じて日向を受け入れると同時に、自分を受け入れてくれる人を見つけ、満足した。「こんなお荷物、誰がもらってくれるかな」と言ったユイにしてみれば、ほぼハッピーエンドと言っていい幕引き。私はさんざん「生きてる姿を描写すれ」と書いたのですが、ユイに感情移入してしまったいまとしては、いろいろと複雑だったりします。まあ、日向と実際に出逢えればあるいは・・・って、ブレてるなあ(苦笑)。

 ユイのエピソードは個人的に好きなのですが、私が疑問に思っていた点への言及はとくに見られませんでした。例えば、消えることは本当にいいことなのかという、登場人物間での検討・葛藤とか。SSSのメンバー間ではゆりのプロパガンダにより、消えることを否定的に捉える傾向があったと思います。しかし、消えることに関する検討・葛藤もなく、日向は音無を追従する姿勢を見せました。そして表面的に見れば、消えることの副作用の検討なしに、音無と日向の手によってユイを消してしまった。ユイはユイであることが終わってしまった(一応)。最終的にユイを救ったという結果になると予想されますが、ユイは消えることを意志していないですし、ある意味で音無による価値観の押し売りとも反応できます。少し危険だったなと感じるわけです。本来であればユイに選択させるのが理想ですが、消えたあとの成り行きを登場人物は知り得ないので、構成が難しいかとは思います。
 とまあ、これらの点が引っかかってますが、揚げ足だったりするのかな。確かに、天使の言葉が正解の説明で、視聴者的に見れば消えるのは「よいこと」で自明だろうし、やはりそうだったという展開になる気はします。深く考えないほうがいいのか。

(6/5 17:10 本文を改変&一部書き直し)

・・・
 
 で、来週のタイトルと予告ですが意味深ですね。最近はAB!が気になって一週間が長いです(笑)。
 次回も楽しみです。

2010.05.29

category: Angel Beats!

Angel Beats! 第9話 「In Your Memory」 感想

物語の方向性が、ようやく明示的になったような。やはり重要回だった第9話の感想です。

 まず、私が先週の感想で書いた内容の大部分が見当違いでしたね。あちゃ~って思いながら見ていました(汗)。9話込みで残話数が5話あること、そして展開の意味付けを考えた結果ああいう記事になったのですが、カナデに大きな変化はなく、物語は核心に向かいはじめました。恥ずかしい・・・。

 今週は音無の回想がメインでした。彼は高校生にも関わらず、座学かと思いますが医療の知識を持ち合わせていましたね。つまり、医学部を目指すという受験勉強の他に、実際の医療の学習も進めていたことになります。志が高いと言えると思うし、具体的な行動ベースで目標に進んでいた様子が伝わってきます。彼の手当てで楽になった人もいたでしょう。何よりも人としての振る舞いが素晴らしかった。
 回想後も音無は消えないわけですが、彼は戦線のメンバーが気にかかると言います。そして、皆を報われた気持ちにしたいと。医学を志しており、音無は「人を救いたい」という気持ちが非常に強かった。それが強く繋がってくるので、音無が仲間の件でこの世界に留まれるというのは納得がいく展開です。
 ただ、この世界で「消える」ということは、いまのところ「消滅」を意味しますよね。例えば、音無は音無であることが終わる。音無はあっさり受け入れていましたが、私は私が終わると言われたら少し怖いですね。また、この世界から消えることが「良いのか悪いのか」は登場人物にもよると思います。存在が消えるのは普通に考えれば怖いと思うし、戦線のメンバーをどう納得させるのか気になりますね。

 Angel Beats!を扱っているブログさんを見回すと、この物語は「脱出型」という記述がいくつか見られますね。私の理解だと「脱出型」には種類があって、物理的な囚われの状況からの単純な脱出、または心理的に囚われた・絡め取られた状況からの象徴的な脱出があると思います。Angel Beats!は物理的に脱出するだけなら成仏すればいいので、前者とは少しズレます。登場人物が囚われているのは理不尽だった生前の記憶であり、そこからの脱出の象徴として「消える」という結果があるのでしょう。つまり、手段的な「脱出方法」を探す物語じゃなくて、あくまでも登場人物を救済し、心理変化の過程を描写し視聴者に何かを訴える物語だと思われます。

 今回で音無は皆を救済すると宣言したわけですが、本当に彼らが死者で「転生」するのだとすれば、やはり生を受け入れる物語ではなく、あくまで死者を「弔う」物語になる気がしますね。繰り返しになるけど、どうしても気になる。最終話までぶつぶつ言いそうです(汗)。

 そして何事もなかったカナデについて。彼女はやはり特殊で、なんで消えないのっていう疑問は相変わらず残ります。音無からもその質問が出ていません。天使視点である「My Soul,Your Beats!」の歌詞を読むと、やはり天使は救ってあげたくなるし、何かしらの救済があるのではと期待してしまいます。音無は「すべてが終わったら」と言っていましたが、カナデ絡みは最終話まで謎が残りそうですね。いつの間にか音無を「結弦」と下の名前で呼んでいたのも気になります。

 はたして、音無は「人を救う」をどこまで成せるのか。来週も楽しみです!

現在視聴中の作品(4/26ver)

閃光のナイトレイド
あにゃまる探偵 キルミンずぅ
迷い猫オーバーラン
けいおん!!
真・恋姫無双 2期
HEROMAN
B型H系
会長はメイド様
いちばんうしろの大魔王
デュラララ!
Angel Beats!
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